一般質問内容 (令和7年12月議会)

一般質問内容 (令和7年12月議会)

1 特定外来植物の駆除について

(1)市民への駆除の啓発と現状について

①市民への駆除の啓発について伺いたい。

②市の駆除の取り組みについて伺いたい。

(2)今後の対策について

①次年度の開花期の対策について伺いたい。

2 認証特産品の販路拡大について

(1)認証特産品の現況について

①商品数とその特色について伺いたい。

②情報発信について伺いたい。

(2)認証特産品の販路拡大について

①認証特産品の販売促進の支援について伺いたい。

3 犯罪のないまちづくりについて

(1)市民への防犯意識の啓発について

①市内の刑法犯の過去5年間の認知件数を伺いたい。

②市民への防犯意識の啓発の現状について伺いたい。

(2)防犯灯・防犯カメラの整備について 

①防犯灯のLED化について伺いたい。

②市が管理する防犯カメラの性能及び今後の対策について伺いたい。

3)地域安全活動について

①地域安全活動に取り組んでいる団体の現況について伺いたい。

質問要旨

1 特定外来植物の駆除について

 環境省によりますと、「特定外来生物」とは、外来生物法により、生態系などに被害を及ぶものとして指定された生物のことで、外来生物法では、特定外来生物に指定された生物を飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどを原則禁止しており、違反すると罰則があるそうです。

 その特定外来生物の中の,特定外来植物は19種類指定され,茨城県では,県内に定着している主なものとして,オオキンケイギクをはじめ6種を対象にしています。その中でも「オオキンケイギク」は、北米原産で、強健で冬季のグランドカバー効果が高く、緑化のための道路の法面などに利用されたり、ポット苗としても生産・流通されたりしていました。

 しかし、あまりの強靭さのために一度定着しすると、在来の野草を駆逐し、辺りの景観を一変させてします性質があり、環境省は、平成18年2月に「特定外来生物」に指定しました。市内でも,道路沿いや法面にも見られます。

 その後、各自治体もその対策に乗り出しました。

 今年度の近隣の取り組みを紹介しますと、開花時期の5月から7月にかけて、東海村では「とうかい環境村民会議」主体となって除去作業を5月にし、笠間市では市民団体「かさまの環境を考える会、ごみを考える会」が協働で主催し、多くの地域や事業所も参加し除去作業を5月末にし、6月には「ひたちなか市の環境をよくする会」が、地域と県・市職員からの参加も得て除去したそうです。

 以上を踏まえて、まずはじめに、常陸太田市での市民への特定外来植物の駆除の啓発の内容についてお伺いします。

 つぎに、市の駆除の現状の取り組みについてお伺いします。

 さらに、今後の対策として、次年度のオオキンケイギクなどの特定外来植物の開花期の対策についてお伺いします。

2 認証特産物の販路拡大について

 昨年10月、茨城県主催の「シン・いばらきメシ総選挙2024市町村対抗いばらき最強グルメ決定戦」の一般料理部門において、本市の「けんちんまん」が見事第3位となりました。

 常陸太田地方の伝統的な郷土の味「けんちん汁」を中華まんに丸ごと閉じ込め、具材大きめに豚肉を混ぜて仕上げた「けんちんまん」です。

 その後、県のはたらきかけもあり、イベントやデパートで販売したり、コンビニで商品化もされたり,販路拡大・販売促進のモデルともいえる成果を上げています。

 先日開催された「金砂郷のけんちん村まつり」でも,長蛇の列が途切れることがありませんでした。

 一方、本市においても、2012年より、本市内の特産品認証制度がはじまり、品質に優れた魅力ある商品をPRすることに努めています。

 そこで、本市の認証特産品の現況について、その商品数と特色についてお伺いします。

 さらに認証特産品の情報発信の現況についてお伺いします。

  最後に、認証特産品の販路拡大について、認証特産品の販売促進のための様々な支援についてお伺いします。

3 犯罪のないまちづくりについて

 本市は、急速な少子高齢化が進展しています。

 そのような中、人と人とのつながりが希薄になっていたり、周囲に対して無関心であったりして、不審者がうろついていても気づかない、見て見ぬふりをするなど、地域社会の犯罪を防止する力が低下しているといわれています。

 また、犯人が電話やハガキ等で親族や公共機関の職員を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、ATMを操作させ犯人の口座に送金させたりする犯罪などの特殊詐欺も国内では著しく増加しています。

 そこで、常陸太田市が目指す犯罪のないまちづくりについてお伺いします。

 はじめに市民への防犯意識の啓発に関連して2点、①市内の刑法犯の過去5年間の認知件数をお伺いします。さらに②市民への防犯意識の啓発の現状についてお伺いします。

 次に、夜間でも明るさを確保できる防犯灯や犯罪抑止に大きな効果が期待できる防犯カメラの整備について、①防犯灯のLED化についてお伺いします。②として,市が管理する防犯カメラの性能及び今後の対策についてお伺いします。

  最後に、安心安全なまちづくりに関連する地域安全活動について、地域安全活動に取り組んでいる団体の現況についてお伺いします。

執行部回答要旨

1 特定外来植物の駆除について

 初めに「市民への駆除の啓発と現状について」でございますが、特定外来植 物は、繁殖力が非常に強く、在来種を撲滅してしまうほどの影響がございます。

 駆除の啓発・現状としては、ホームページにおいて、特定外来生物の内容 と除去の方法などを掲載し、市民へ適切な処分方法の周知啓発を図っている ところでございます。

 次に「市の駆除の取り組みについて」でございますが、特定外来植物が植生 している土地の管理者と連絡を取り、適切な処分方法を伝え、対処していた だくようお願いをしております。

 特定外来植物繁茂の状況としては、国県道 沿いに見受けられることが多く、交通量が多い場所に、種が風に運ばれて繁 茂すると想定されます。

 これらの対応といたしましては、道路管理者であり ます、県の工事事務所への除去依頼を行ない、駆除対応を実施しております。

 また、昨年は、里美地区の里川町地内において、県と協働し、特定外来植物で あるオオハンゴンソウの除去処分も実施しております。

  続いて「次年度の開花期の対策について」でございますが、種子生産を抑えるため、結実前に駆除を実施するように、ホームページ及び広報紙で広く周 知を図り、その他、来庁者に向けて、市役所本庁舎の「デジタルサイネージ」 の活用や「出前講座」などの利用も含めながら、市民に向け、広く繁茂防止の 対策を図っていきたいと考えております。

 また、ホームページや広報紙での 注意喚起だけではなく、公共施設の窓口に、チラシを置くなどの市民の目に 留まるような周知方法も検討し、さらに、繁茂が拡大する前に、植生状況の確認のパトロールをし、植生土地の管理者に、説明と除去の依頼をするなど の対応に努めてまいります。

2 認証特産品の販路拡大について

 認証特産品の販路拡大に関するご質問のうち、1点目の認証特産品の現況についてのご質問にお答えいたします。

 当市の特産品認証制度は、平成24年度に制定されたものであり、市内で生産された農林水産物、加工品等を市の特産品として認証することにより、生産拡大及び販路促進を図り、地域経済の活性化に資することを目的とした制度でございます。

 はじめに、商品数と特色等につきましては、平成24年度に24品目を認証して以降、令和7年11月末現在で66品目が特産品として認証されております。

 内訳といたしましては、市内で生産される常陸秋そばや特別栽培米、ぶどう、梨、いちご、柿等の農林水産物が15品目、市の農畜産物等を使用したチーズなどの乳製品や、酒類、菓子類等の加工食品が47品目、工芸品が4品目でございます。

 商品の認証にあたっては、認証基準に基づき、常陸太田市特産品推進協議会において審査され、基準に適合すると認められた商品が特産品として認証を受けるものです。

 また、これら商品の認証を行う「特産品推進協議会」は、多角的な視点をもって、評価できる協議会とするため、令和6年度に、商品の販売促進や販路、デザイン、食味や食品の安全性、ふるさと納税など様々な分野に精通した方々を構成員として、特産品の認証に係る審査のほか、より洗練された商品となるよう商品のブラッシュアップに係る助言等について、事業者へフィードバックするなどの支援も行っていくこととしております。

 次に、認証特産品の情報発信につきましては、市の鳥「カワセミ」と市の花「ヤマブキ」をモチーフにした「特産品認証マーク」を商品に貼付しPR販売することで、ブランド力の向上を図るとともに、認証特産品ガイドやホームページ、市広報紙による新規認証商品の紹介、さらには、各種商談会や各種イベント等による周知を図っているところでございます。

 次に2点目の、認証特産品の販路拡大、販売促進の支援についてでございますが、市が定める補助事業といたしまして、2つの事業がございます。

 一つ目は、6次産業化の支援を目的に、新規商品の創出や、既存商品のグレードアップなどを支援する「農林水産物加工品開発等支援事業費補助金」。

 実績としましては、平成23年度から令和6年度までの14年間で35事業に支援を行っております。

 二つ目は、農産物や加工品の国内及び海外への販路拡大を促進する目的で、見本市等への出展を支援する「農産物等販路拡大促進事業費補助金」。

 実績としましては、本年度2件を含め、平成30年度からの8年間で、11事業に補助を行っています。

 また、販売支援としまして、本年度、包括連携協定を締結いたしました「株式会社ヨークベニマル」の県内各店舗における販売イベントや、北関東エリア内の事業者が参加する商談会への出品、旬の時期に合わせ、都内にあります茨城県のアンテナショップや百貨店等での販売・PR等に取組んでいるところございます。

 さらに、ぶどう・梨の果樹園情報を掲載したアプリケーションでの誘客促進のほか、ふるさと納税の返礼品としてご利用いただいているところでございます。

 引き続き、特産品認証制度等を通して、認証特産品の更なる販路拡大に取り組んで参りたいと考えております。

3 市民への防犯意識の啓発について

 初めに、「市内の刑法犯の過去5年間の認知件数について」でございますが、令和2年153件、令和3年119件、令和4年212件、令和5年221件、令和6年183件となっております。

 本年1月から10月までで183件と、昨年より増加見込みではありますが、犯罪率の発生順位は県内44市町村中39位となっております。

 次に、「市民への防犯意識の啓発の現状について」でございますが、春と秋に「地域安全運動」及び今月17日から「年末における犯罪抑止活動」を実施する他、特殊詐欺等の啓発活動として、市消費者生活センターの相談員と市職員による出前講座を本年度は7回、公民館等で開催し、市内で発生した実例を基にニセ電話詐欺等の被害にあわないための方法等を啓発しております。

 窃盗事件や不審者情報につきましては、「ひばりくん防犯メール」やスマーフォンアプリ「いばらきポリス」の活用、犯罪抑止を目的に防災無線や市広報紙・ホームページによる周知を行うことで、市民の防犯意識の啓発に努めております。

 次に、防犯灯・防犯カメラの整備について、2点の質問にお答えいたします。

 まず、「防犯灯のLED化について」でございますが、令和7年4月1日現在、3,491基、内訳としてまして、常陸太田地区:1,639基、金砂郷地区712基、水府地区634基、里美地区506基のLED灯を設置しております。LED化率としてましては市全体で65.2%でございまして、内訳として常陸太田地区:59.3%、金砂郷地区:63.7%、水府地区:79.3%、里美地区:74.6%となっております。

 また、防犯灯のLED化については、すでに進めているところであり、防犯灯の球切れ等の修繕や新規設置時にはLED灯を設置し、切り替えを行っております。

 次に、「防犯カメラの性能及び今後の対策について」でございますが、市公共施設等の防犯カメラはそれぞれの所管課で管理を行っており、設置場所等により性能が異なっております。

 交通要所となる交差点等へ設置している防犯カメラ23台は、夜間などの暗い環境下でも、可視光によるカラー映像と赤外線による白黒映像を重ね合わせることで、赤外線を有効活用しながら同時に可視光による色情報も失わずに撮影・表示ができる、屋外の道路等に対応したネットワークカメラを設置しております。

 また、水平画角最大103°まで撮影可能であり、高画質・長時間記録に対応したモデルとなっております。

 今後の対策について、でございますが、市の公共施設は全施設を対象に調査を行い、調整を進めております。

 交差点等における防犯カメラの拡充につきましては、専門性を有する警察署と協議を行いながら検討してまいりたいと考えております。

 最後に、地域安全活動についての「地域安全活動に取り組んでいる団体の現況について」でございますが、令和6年度に「佐竹安全パトロール隊」、令和7年度には「梨ぶどう守り隊」が「安全・安心まちづくり推進団体設立事業費補助金」を活用し自警団を設立しております。

 また、各地区にある18団体の自警団と太田警察署が協力しながら、パトロール体制の強化や情報共有を図り、連携を強化しております。

 また、市と太田警察署が協力し、市内幼・保育園・こども園の園児、小中学校、高等学校の児童生徒を対象に、本年度は17回の防犯教室を開催する他、各公民館にて高齢者等を対象に15回の防犯講話を行い、地域団体と関係機関が防犯対策に取り組んでおります。