かもしだ悟・市政活動報告 VOL2

住みよいまちづくりへ 市政の課題を問う

12月の定例会では、5日に一般質問、8日に総務委員会での審議をする機会をもちました。一般質問では、3点質問しました。

Q1 ウィズコロナにおける定住人口の増加にもつながる関係人口の創出・拡大について、伺いたい。

企画部長からは、定住を目的としたお試し居住事業や空き家バンク事業に対しては農業体験や地域交流体験を行うこととし、さらには農地付きの物件の提供により2地域間居住の視点をもつことで、関係人口の拡大にも寄与できるとの回答を得た。

Q2 耕作放棄地が増えつつある農村の環境保全をどう進めるか。

市内の農村環境の維持・保全のため、地域住民や農業者等による共同活動を推進している。これらの事業を進める上での課題は、担い手の高齢化等による離農や後継者不足である。
また、農村環境の維持保全のため、地域や国県などの関係機関と連携し、各地域の農地の現況にあった保全活動、たとえば常陸秋そばや枝物栽培、かんしょの生産など、各種事業を推進している。

Q3 豊かなまちづくりにつながる文化財の保存・活用を。

文化財は活用することにより、その価値がさらに高まるとともに、市民の文化財に対する意識の高まりやまちづくりへとつながると考える。現在、平成29年度より「梵天山古墳」と「高山塚古墳」(島町)、「星神社古墳」(小島町)の3つの古墳について、古墳群としての国指定史跡を目指し、試掘調査を実施しながら、国指定申請に必要な価値づけしていく取り組みをしている。

総務委員会では、付託議案5本、さらに補正予算について審議しました。

議 案:公共下水道事業における不適切対応について

下水道の不適切対応により発生した不具合等への対策費用4億円を、全て公費でまかなうことについては市民の理解を得ることは難しい。一方、職員の給与削減のみで不具合等への対策費用を全てまかなうことは現実的でない。そこで、対策費用の一部として、職員組合との合意の範囲内の期間・減給率で職員の給与をあてることについては、市民の信頼回復・説明責任のためには、やむを得ない選択として総務委員会で採択。

(詳細は市議会ホームページ、市議会議員も月2%15か月減給)

補正予算審議:新宿西宮線西バイパス接続道路改良工事(若宮八幡宮より進徳幼稚園西側から西バイパスへの新規の接続道路)について、補正予算前31,346万円が補正額12,441万円を計上し、計43,787万円となった工事内容は?

回答:道路新設改良舗装工事を進めているが、資材高騰や安全対策のため、補正額が必要となったため。(工事完了は今年度末予定。)※若宮八幡宮から進徳幼稚園南側は現在全面通行止めとなっていますので、ご注意を。

茨城県や県議会と連携、住みよいまちづくり

11月5日(土)大井川和彦茨城県知事と県北振興について話し合う。常陸太田市には魅力ある観光資源が数多くあり、今後も活用したいとのこと。

12月24日(土)石井邦一茨城県議会議員・常陸太田工事事務所所長と、通学路の横断歩道(松栄町)の安全確保について調査する。3月までに対応。

小島町農地水環境保全活動に参加(11/6)排水路の泥上げに重機を活用して効率的に作業する。

第35回里美かかし祭・味の味覚祭の見学・調査(11/10)小さなお子さんから大人まで楽しめる工夫あり。

茨城県市議会議長会第1回議員研修会(11/21)筑西市において県内の市議会議員とともに研修。

市議員研修会(11/25)東海村にある東海第二発電所の安全対策や現況について視察する。

金砂郷のけんちん村まつり(11/27)「小島みそけんちん」をはじめ,9店舗が出店。賑わいの中けんちん汁を堪能。

第3回金砂郷グラウンドゴルフ親睦交流大会(12/1)多くの選手の皆様に来賓としてあいさつする。